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2026.08.24

90キロの体で、まず「走らない」ことから決めた

ハーフマラソンに申し込んだとき、体重は90キロ近くありました。

普通なら、翌日から走り始めると思います。

でも私が最初にやったのは、走ることではありませんでした。


太っている人がいきなり走ると、膝を壊す


申し込んだあと、こう言われました。

「その体重で走ると、膝を壊すよ」

体重が重いほど、着地のたびに膝にかかる負荷は大きくなります。

しかも走り慣れていないので、フォームも整っていない。

痩せるために走ろうとして、走れない体になる。

これが、一番よくある失敗なのだそうです。

だから私は、走るのをやめました。

正確には、走るのを後回しにしました。

やったのは、ジムのエアロバイク、クロストレーナーとプールです。

どちらも膝に体重がかかりにくい運動です。

実際に走り始めたのは、大会の1ヶ月前でした。

「運動だけでは、痩せません」



ジムでも、パーソナルでも、最初に同じことを言われました。

「運動だけでは痩せない」

正直、聞きたくない話でした。

運動するためにお金をかけて、運動しに来ているのに、運動では痩せないと言われる。

矛盾を感じましたが、同じことを何人ものプロが言うので、信じることにしました。

でも続けているうちに、その意味が体で分かってきました。

1時間必死に動いて消費するカロリーより、その後の食事でうっかり増やすカロリーのほうが、あっさり大きい。

頑張った日ほど、自分に甘くなります。

お酒を飲んだ翌日に、一緒に食べたもののカロリーをアプリで計算してみると、1時間の運動がその一食で帳消しになるどころか、余裕でカロリーオーバーする。

運動は、痩せるための手段として考えると、決して効率がいいわけではありません。

それでも、運動もコツコツ続ける。

あとは、体幹トレーニングと姿勢。

起きているときに、インナーマッスルを使っている感覚を大切にする。

そんなことを考えながら、続けていました。

朝、キムチと納豆から始める


食事で変えたことは、そう複雑ではありません。

発酵食品を中心にした、いわゆる腸活。

朝はキムチと納豆。

これは、ジムでもランニングの仲間からも勧められました。

朝食をこれにすると、摂取カロリーも少なく済む。

あとは、脂質を減らすこと。

パンやご飯は、少なめにすること。

そして、睡眠をしっかりとること。

食事、運動、睡眠。

この3つが揃わないと動かない、というのが実感です。

このリズムが、たまたま私には合っていました。

合う合わないは人それぞれだと思うので、そこは無理をしなくていいと思います。

同じことは、前にもやっていた


ここまで読んで、

「当たり前のことばかりだ」

と思われたかもしれません。

その通りです。

そして、私は以前も同じようなことをやっていました。

何度も痩せて、何度も戻ってきました。

だから今回も、方法が新しかったわけではありません。

違ったのは、たった一つです。

続いたかどうか。

やり方が正しいかどうかより、そのやり方を続けられる状態に自分を置けるかどうか。

そこが分かれ目でした。

痩せた先に、誰に会いたいのか

今回、最初にやったことがあります。

ビジョンボードをつくりました。

痩せて何キロになりたいか、ではありません。

痩せて、どういう自分に出会いたいか。


数字は結果でしかないので、その先を先に決めておく。

そのイメージの写真を、毎日見えるところに置いていました。

また、「今回こそは痩せる」と仲間にも宣言しました。

宣言すると、変化に気づいてもらえます。

「確かに痩せたね」

と言われる。

それだけのことですが、承認されると、また続けたくなります。

一人でこそっとやっていた頃には、なかったものでした。

1キロ痩せると、3分速くなる

もう一つ、大きかったことがあります。

マラソンでは、体重が1キロ減るとタイムが約3分速くなる、と言われることがあります。

この話を知ってから、目的が変わりました。

痩せるために走るのではなく、

速くなるために、軽くなりたい。

すると、体重計に乗るのが嫌ではなくなりました。

軽くなる。

タイムが速くなる。

走るのが楽しくなる。

また練習する。

この循環が回り始めてから、努力している感覚がなくなりました。

ハーフマラソンの日程が先に決まっていたことも、効きました。

そのあとフルマラソンに挑戦して、サブ4という目標を立てた。

高すぎず、低すぎない目標だったのが良かったのだと思います。

リバウンドの正体は、罪悪感だった


3年やってみて、一番大事だと思ったことを書きます。

うまくいかない日があっていい、と割り切ることです。

食べすぎる日もある。

練習をサボる日もある。

以前の私は、そこで罪悪感を持っていました。

そして、罪悪感を持つと、だいたい崩れます。

「もうダメだ」が、

「どうでもいいや」

になってしまう。

私にとって、リバウンドにつながっていたのは、食べすぎそのものよりも、その後に抱く罪悪感でした。

だから今も、できていないことより、できていることを見るようにしています。

昨日より少しでも進んでいるところを、自分で認める。

自分を承認できないと、人のことも承認できません。

これは、経営をしていても同じでした。

そしてこれは、これまでのたくさんの学びの時間の中で気づいた、大切なことでもあります。

習慣が、自信をつくる


痩せて手に入れたのは、体重の数字だけではありませんでした。

決めたことを続けられた、という事実です。

続けられたという事実が、次の挑戦のときの自信になる。

順番はいつも同じでした。

自信があるから続くのではなく、

続いたから、自信がつく。

だから、成功体験の話をしたいわけではありません。

痩せて終わり、ではないからです。

体重も、走り方も、考え方も、たぶんこの先も変わっていきます。

成長というより、あり方の更新なのだと思っています。



はじまりの話は、こちらに書きました。

「意志が弱いから、先に大会に申し込んだ。」

https://note.com/becominglab/n/n3171c15e34aa

その後どうなったかは、こちらです。

「先に申し込んだ、その後の話。」

https://note.com/becominglab/n/n2de3d0e6a249



みなさんは、いかがでしょうか。

続けたいのに続かないものが、何かありますか。

becoming lab|自分で選んだ道

https://becominglab.life/

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